「もみじの永観堂」と称される名刹・禅林寺とは?
京都市左京区に位置する「永観堂(えいかんどう)」は、浄土宗西山禅林寺派の総本山で、正式名称を「無量寿院 禅林寺」といいます。
平安時代初期に空海の弟子である真紹僧都によって開創され、古くから「秋はもみじの永観堂」と古今和歌集にも詠まれるほど、京都屈指の紅葉の名所として親しまれてきました。
永観堂の必見見どころスポット
- みかえり阿弥陀(本尊): 阿弥陀如来像としては極めて珍しく、顔を左後ろにひょいと振り返らせたお姿をされています。「永観、おそし」と永観律師を導いた伝説で知られる重要文化財です。
- 放生池(ほうじょうち)と弁天島: 約3,000本ものカエデが池を取り囲み、水面に映り込む紅葉と朱色の錦雲橋が織りなす風景は圧虚の美しさです。
- 多宝塔からの絶景: 境内の一番高い場所に位置する多宝塔からは、色づく境内と京都市街を一望するパノラマ絶景が広がります。
- 臥龍廊(がりゅうろう): 山の斜面に沿って木の組み方だけで作られた階段状の回廊。龍の体の中を歩いているような独特の建築様式が見事です。
秋の夜間特別拝観・ライトアップ
11月上旬から12月上旬にかけて開催される「秋の夜間特別拝観」では、境内全体が幻想的な光で包まれます。
ライトアップされた約3,000本の紅葉が放生池の水面に映り込む「逆さ紅葉」は、息をのむ美しさで全国から多くの参拝客が訪れます。
アクセス・拝観情報
南禅寺や哲学の道、岡崎エリアからも近く、東山散策のハイライトとして立ち寄るのがおすすめです。
- 所在地: 京都市左京区永観堂町48
- 拝観時間: 9:00〜17:00(受付終了16:00)※秋のライトアップ期間は17:30〜21:00(受付終了20:30)
- 拝観料: 大人600円 / 小中高生400円(※秋の寺宝展・夜間拝観期間は料金変更あり)
- アクセス: 地下鉄東西線「蹴上駅」より徒歩約15分 / 市バス「南禅寺・永観堂道」バス停より徒歩約3分
