2025 上賀茂神社 夏越祓:世界遺産で心身を清める、古都の伝統神事

開催期間

2025年6月30日    
8:00 PM - 9:00 PM

開催場所

上賀茂神社
北区上賀茂本山339, 京都市, 京都府, 〒603-8047

イベントタイプ

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京都の世界遺産であり、賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)を祀る上賀茂神社(かみがもじんじゃ)。ここは、京都で最も古い神社の一つとして、古くから人々の信仰を集めてきました。毎年6月30日には、半年間の罪穢れを祓い清め、来る半年の無病息災を願う「夏越祓(なごしのはらえ)」が執り行われます。

上賀茂神社とは?

上賀茂神社は、正式名称を賀茂別雷神社といい、下鴨神社(賀茂御祖神社)とともに賀茂社と総称される、京都を代表する神社です。広大な境内には、国宝や重要文化財に指定された社殿が立ち並び、その歴史と格式を感じさせます。特に、葵祭の舞台としても有名で、四季折々の美しい自然も魅力です。

夏越祓:半年間の罪穢れを祓い清める

夏越祓は、毎年6月30日に全国の神社で行われる神事ですが、上賀茂神社ではその歴史と伝統に則り、厳かに執り行われます。この神事には、知らず知らずのうちに身についた罪穢れを祓い清め、残りの半年 間を健やかに過ごせるようにという願いが込められています。

開催時期: 毎年6月30日

見どころ

  1. 茅の輪くぐり(ちのわくぐり):
    • 境内に設置された大きな茅の輪をくぐります。茅の輪は、茅(ちがや)という草で作られたもので、これを八の字を描くようにくぐることで、半年間の罪穢れを祓い清め、疫病や災難から身を守るとさ れています。
    • 上賀茂神社の茅の輪は、その歴史ある境内に設置されることで、より一層厳かな雰囲気を醸し出します。
  2. 人形(ひとがた)流し:
    • 参拝者は、自分の名前や年齢を書き、息を吹きかけて罪穢れを移した「人形(ひとがた)」を、境内の小川(御手洗川など)に流します。人形が水に流されていくことで、罪穢れも一緒に流れていくと されています。
  3. 伝統的な神事:
    • 神職による大祓詞(おおはらえのことば)の奏上や、玉串奉奠(たまぐしほうてん)など、古式ゆかしい神事が厳かに執り行われます。世界遺産の社殿を背景に行われる神事は、見る者に深い感動を与 えます。

参加の際の注意点

  • 開催時間: 神事の開始時間は神社によって異なりますので、事前に上賀茂神社の公式サイトで確認しましょう。
  • 混雑: 多くの参拝者が訪れるため、特に神事の時間帯は混雑が予想されます。
  • マナー: 神聖な神事ですので、静かに参加し、他の参拝者の迷惑にならないように配慮しましょう。
  • 服装: 寺社への参拝にふさわしい、落ち着いた服装を心がけましょう。

まとめ

上賀茂神社の夏越祓は、世界遺産の地で、古くから伝わる伝統的な神事を通じて心身を清める貴重な機会です。半年間の罪穢れを祓い、来る半年の無病息災を願うために、ぜひ上賀茂神社の夏越祓に足を運ん でみてはいかがでしょうか。

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